もっちーです
今朝、このお二人のtweetを読んで、亡き母のことを思い出した。
日本にしか通用しない変な世間体に押しつぶされそうになっている女性が周りにたくさんいる。妻、母親、嫁、女性はこうするべき、などどいう得たいの知れない圧力に悩んでいる。そんなものは気にしなくてもいいよ、と言ってあげるだけで、すごく気が楽になったと喜んでる。
— Toshiko ISE🐝 (@toshikoise) 2018年1月6日
先日私に「Youはなぜ日本に帰らないの?」と聞いてきたフィンランド人に、これとほぼ同じ回答をしました。日本ではきっと私は自分の性別、年齢、学歴、身分、夫の年収子供たちが通う学校、住んでいる地域に見合ったふるまいや声のトーンを強要されたことでしょう。もうそこには帰れない。 https://t.co/akZYIIb9yT
— 靴家さちこ (@Kutupon) 2018年1月6日
私には5つ上の兄が1人いる。
その兄は、母と似たような思考の持ち主で、「勉強は大事」とうるさく言われることなく進んで勉強していた。
そのため、市内で一番の高校に入学、現役で青山学院大学に入学、外資系(だったと思う)の大きな企業に入社した。
昔、1980年代末のバブル景気全盛期に「高学歴」、「高収入」、「高身長」の男性が女性の結婚相手の条件にこの三高を求め、 流行語、俗語ともなっていた時代の後だし、バブルが崩壊後はより世間的にも羨ましがられ、母の劣等感も癒してくれる理想通りの息子だったのだろう。
たまたま似たような性格だった兄を、「お母さんの育て方が上手だった」と変換されていた。
そのため、兄のように育たない私は「お母さんのせいじゃないわ。あんたが反抗ばっかして、いうこと聞かないからじゃない。」だった。
私が中学生に上がると
「良い高校・良い大学を卒業して、大きな会社に入社して、そこで素敵な男性と結婚するのよ。」
「でも、地方から上京してきてる人は駄目よ。何かあった時、その人の地元に引っ越さなければならないことがあるかもしれないから。遠くに行っては駄目よ。」
「年下の男は駄目よ、年上じゃないとあなたを幸せにできないから。」
このような類のことを高校卒業するころまで言われ続けたな~。
結婚してからも
「離婚は絶対ダメよ。出戻りなんて許さないからね。」
「子どもは兄弟がいないとだめよ。一人っ子はわがままに育つから。」
「英語やピアノ、塾には行かせないの? 小さいうちから習い事はした方が良いから、お母さんが月謝出してあげる」
「お兄ちゃんは子どもに習い事させてるって、あなたもそうしなさい。」
などなど・・・
本当にうるさかった"(-""-)"
世間的に自慢できない私のことが疎ましかったのだろう
お金があっても、学歴があっても、大企業に勤めていも、自分自身が幸せと感じる能力がなければ人は不幸だ。
親の言うことを聞いて、頑張って勉強して、世間的に羨ましがられる職につけても、その仕事が向いていなければ苦痛なはず。
親が、世間が「すごいわね、辞めるなんてもったいない」なんていうから辞められない。
私も「美容師してた。資格も取った。」というと、必ず「もったいない。」と返ってくる。
美容師に憧れてなった人ですら過酷で音を上げるのに、「大学行かないなら美容師ならいいじゃない」との母の勧め選んでしまったものだから、向いてなくて苦痛で仕方なかった。
手先が器用だったし、人より体力があって頑張れちゃったもんだか、うつ病になるまで働いてしまった・・・。
自殺することばっか考えちゃう毎日だったから、世間に「もったいない」と言われようが、命の方が大事と思えるギリギリの精神状態でやめることができた。
母は、猛反対してたっけ・・・(´-ω-`)
世の中、職種はたくさんある。
野菜を作ってくれる人、洋服を作ってくれる人、品物を運送してくれる人、お店で品物を売ってくれる人、ゴミを収集してくれる人、工事をしてくれる人、家を建ててくれる人・・・、数えきれないほどの仕事がある。
それぞれ、働いてくれる人がいないとこの世の中は成立しない。
それなのに、有名企業じゃないと「すごい」と言われない世間は間違っている。
日本という国は、何か催眠術でもかけられているようだ。
それぞれが向いている仕事を楽しく働ければ、うつ病や自殺者は減るのに。
実際、私は今好きな仕事を選んで幸せと感じているし、「今死んでたまるか~!!」とも思っている。
自殺することを考えていた頃が信じられないくらい、今が充実しています。
世間をぶち壊したい!!
🍀ご覧頂きありがとうございます🍀